Hard Journey -Ma.K. Exihibitions
リアル厨房に上がる約35年前、まわりの皆がガンプラブームだった頃一人の少年の心をつかんだ架空戦記もののプラモストーリーがあった。S.F.3DOriginalという横山宏というSFアーティストが送り出した世界観はそして未だ世界中でファンをとりこにしている。
そんなわけで日帰り弾丸旅行で5/27に横山センセイのマシーネンクリーガー展に行って来たのだった。
センセイのFacebookグループで関西巡回とかないんすか?と伺うも「小倉来てくださいね。大丈夫、なんとかなるヨ」の即答だったorz
仕方ないので早割りの新幹線チケを予約したのだった。近畿日本ツーリストさんで調べたら意外と安かった。しかも今や新大阪から小倉まで2時間半で行けちゃうのである。
地元駅をでっぱつ、新大阪からいざ小倉へ。その後車内で爆眠する。
…10時過ぎに小倉着いてた。スゲー。
駅前にはハーロックもいる。何でも松本零士先生の故郷でもあるとか。ワシらでいうとこの隣の市に手塚治虫先生の記念館があるよーなものだ。んでもってイベ会場の北九州市漫画ミュージアムでのメイン展示は松本零士先生になるのだという。なるほど。
うち震えながら会場にイン。世界で一番有名な横山宏先生の写真かもしれない。いい写真だ。
60ン年前の横山少年。人形制作は奥様で人形作家の律子さん。
展示場入り口で言葉を失う…
ニットーのこれらのキットから歴史は始まったのじゃよ…
旧版ファルケ…(゜o゜)勇ましい…
なんすかこのシェンケルの鉄の質感。どんだけのレイヤリング塗装なのだろうかと想像するだけでビビる。
1/12A.F.Sソフビ。はじめてみたわ。
横山センセイの作品はS.F.3D/Ma.kだけではない。ここいらは竜の時代の作品。
あとここいらから部活とかワシが多感な時代に突入したためしばらく横山センセイの情報は頭の隅にはあるものの、かかわれなかった時代の作品とかに出会いオシッコちびりそうになる。アスキーとかの表紙ジオラマとかも横山センセイだったのか。あと日本SF大賞のトロフィー。レプリカとかでホシーわ。
あと横山センセイの描かれる女の子はカワイイのだ。
ファルケ好きな御仁へのサービスカット。どーやったらこんな質感になるのか本当にビビる。
横山センセイの作業机オブジェも今回お披露目。KowPとかもちろん初めて見る。
フルメタル製のクレーテですよ奥さん!あらやだ!ゴイスー!
Ma.kキットを売るサプライヤーが増えてきたのもこの頃なのだ。これはブリックさんの傭兵軍お姉さんキットと殻割りパーツっすね。
センセイの遊び心で魔改造されたアイアンコング……だと?
筆圧によるグラデ塗装とかがおわかりいただけたろうか…
センセイが作るとギャロップタイプもこーなる。マジすか…
ヴィナス戦記のメカデザもそーいや横山センセイでしたな。
写真を390枚撮ってきたが載せきれない。あと情報量が膨大すぎて脳味噌がショートするかと思った至福の空間。そして目の前のガラスケースに先生自ら手がけられたブツがゴソっと並んでいるという恐ろしい環境。そら何回も通いたくなるわ。写真も撮りきれない。あと荷物になるだろうと踏んで標準ズームレンズしか持って行かなかった事が非常にくやまれるorz高倍率レンズならもっと細かいとこまでズーム出来たのに…
とにかくマシーネラーなら無理しても行くべきだ。夏に八王子で縮小版の展示はあるそうだけどこんなに密な展示は小倉以外ない。
そしてさらば小倉。車内で食うために名物かしわめしを買う。甘い、量が少ないw
新大阪着が22:45。ここから宝塚線に乗り換え。
帰宅。日付がヨユーで変わってた。会場限定のS.A.F.Sプラモはニットー1984版とウェーブ2018年版の同梱キットなのだ。歴史を感じてもらおうという横山センセイの粋な計らいなのである。
センセイの還暦記念Ma.k.スケッチブックは前から欲しかったのだ。
17時間の弾丸旅行だったが未だに知恵熱が出そうなほどビリビリきてる。そしてマシーネラーでよかったと実感したのだった。ホント無理してでも行ったほうがイイとしか言えんすごいイベだった…
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#北九州市漫画ミュージアム