WICKED
なんか最近の出来事はmixiのtwitterもどきのmixiボイスでくっちゃべって済ましてしまいこっちに記入するのは何か久しぶりである(;´Д`)
さて、ガッコの芸術鑑賞授業(自己創作性、感受性訓練もかねて??)の一環で劇団四季の“WICKED”に行ってきますた。
最初ミュージカルなんて、オーバーアクションだし、うすら寒いぜとか思っていたんだが(宝塚見ててサブイボ立つくらい)、さすが日本一のミュージカル劇団、劇団四季。
息の合った舞台構成、少人数ながらも躍動感と感動の溢れまくるステージどした。
すげーよ、ウィキッド!!
ラストシーンでは少しだけ涙が垂れてしまいましたぜ(´;ω;`)
ネタバレすると野暮なんで、詳しくは書かんが、ベースになったストーリーはもちろんライマン・フランク・ボームの「オズの魔法使い」で、ブロードウェイミュージカル版の原作は1995年に刊行されたグレゴリー・マグワイア著の「オズの魔女記 (Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West)」。エルファバ (Elphaba) の名前は『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボーム (Lyman Frank Baum) の頭文字L、F、Baから作られた。この作品は西の悪い魔女エルファバの視点で描かれ、オズの魔法使いの裏の歴史物語としてもの悲しく語られている。
オズの魔女記をウィニー・ホルツマンが書き直し、スティーブン・シュウォルツが曲を付けたミュージカル版ウィケッドは、原作を大幅に脚色しなおして、テンポがよく趣のある作品に仕上がった(そのため、キャラクター、ストーリーは原作とは異なっている)。境遇の全く異なる魔女2人の友情やボーイフレンドとの三角関係に焦点を当てながらも、肌の色の違いや動物たちに象徴させたアメリカ社会が抱える弱者への差別問題にメッセージがあり、最後にはどんでん返しも用意されている。ちなみに、ミュージカル版にはオズの魔法使いにも出てくる、ブリキ男、カカシ、空を飛ぶ猿たちが誕生秘話も含めて登場する。
一部ウィキよりコピペしたが、ざっくり書くと、まあそう言うことだ。
エルファバとグリンダの出会いと友情、王子フィエロとの三角関係、そしてオズの魔法使いへとつながる伏線(ライオン、ブリキ男、カカシ、羽根つきの猿、なんでドロシーの家が飛ばされてきたか、など)も用意されていて、原作を知るワシとしてはニヤニヤする点も見受けられた。
それも含め次々と舞台上で繰り広げられるストーリー(偽りの正義と真相が隠された恐怖政治、因果応報な事に対する社会風刺やアンチテーゼ含む)に目が釘付けになり、三時間弱と言うステージはものっそい楽しめた。感動した。
そしてミュージカルへの偏見が(ただし劇団四季ものに限るんだろうが)減ったと言えよう。
ええもん見せてもらいました<(_ _)>
席は二階の左端だったが、それでも素直に面白かった。
C席でも¥3,000だから、見ていない人は一度見られるのもオツなもんだと思いまっせ。開演も四月までらしいからオヌヌメしておく。