Azumanga-Daioh New Edition
書店でたまたま見かけ、描きおろし加筆があるとオビを見て、奇声を上げながら購入したのだった。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: コミック
- 購入: 29人 クリック: 273回
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あずまんが大王 2年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
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帰宅して貪り読んだ。
そしてのた打ち回って爆笑した(;´Д`A
恐ろしい事に加筆部分が今現在のあずまきよひこの作画でリテイクされている事だ。これはゴイスーな贅沢ですよ。んで比較のために思わず旧版も引っ張り出してきて比べて読み直して又一人ニヤニヤしたのだった。
まぁよつばと!テイストな今の画風はもちろん好きなんだが旧版の作画もこれまた味があってオレぁ好きなんだけどね(´ω`;)
新しいタッチのにゃも先生(特に競泳水着姿)や、よみが格別にイイ!!とは言っても大阪しゃっくり編の冒頭のよみのアップはオレの中のよみイメージ像が崩れちゃう気がするのであまり好きではないが。メガネの下の目は描かずにキラーン☆としてるくらいのカットが丁度だと思う。同士うわぁさんならきっと、きっと!!判っていただけるはずだ。
そしてちよちゃんが何故かよつばに見えてしまう、不思議(´ω`;)
でも二巻補習編のゲッスいよみは許せる俺がいるんだけどね…ってよくわからんなw
そしてゆかりん派だった筈なのに何故かにゃも先生が好きになってしまった。にゃも先生補習受けさせて下さい(*´д`*)ハァハァ
あと特筆すべきは補習編と言う現代テイストでの新作が読める事と新たに追加されたイラスト(扉カット含む)が味わえるのがたまらなく贅沢だ。
個人的には
「ぱーーーーーーんっ」
「ばい菌だらけやから触ったらあかんって」
「ホンマや!!同じ髪型や!!」「それでも家族なんだ!!」
らへんがのた打ち回りポイント(笑)(読んだ人は判る)いやあ、大阪イイ仕事するなあ…
オビにあるように「21世紀のスタンダード」と言うキャッチはすごく的を得ていると思う。
たった四コマの中に「ボケ」⇒「ノリボケ(時々ノリツッコミ)」⇒「ツッコミ」⇒「アンニュイかつ脱力満点なオチ」と言う図式はまさに当時新たなムーヴメントを起こし、今のスタンダードになりえたと言える。あずまきよひこの匠の技(爆)を改めて読んでみて感心したのだった。
しかし天国の三助もまさか加筆新版が出るとは夢にも思わなかったろうて…
実は旧版のあずまんが大王はその昔三の字から誕生日プレにとりあえず読めといわれて有無を言わさず送りつけられてからハマったものだったので読み終えた後は少し複雑な気持ちにもなったのだった。
出来る事なら先に神上がった三の字に読ませてやりてぇ(T~T)
来月の最終第三巻が出た時にも又そんな感じになんのかな。
…閑話休題。
ともかく、あずまきよひこファンだけでなく、もっと多くの人に読まれ楽しまれて評価されるべき作品である事は間違いない。
脱力しながらもほっこり癒されたあずまんが大王新装版。ぜひお手元に三巻揃えていただきたいものだ。