A Spear-Head of Malice
今回の「機動戦士ガンダム00」18話「悪意の矛先」はエグ面白くイロイロ考えさせられる回であったのではなかろうか???
そう言えばレビューやニュースネタに突っ込むのがこの頃多い気がするが…まあいいか(^_^;A
あと、以下文中にネタバレがあるので気になる人は読むのを控えていただきたい。
今回の話は、
AEU、人革連、ユニオンの三大勢力に一方的な蹂躙・破壊を行なうCelestial Beingの第二勢力であるトリニティ兄弟率いるガンダム・スローネの活動に疑問を抱く、ガンダム・マイスター達。
そしてたまたま休暇であったルイス・ハレヴィとその親族にガンダム・スローネ・ドライの一方的な貴族社会への侮蔑と「平和ボケ」への妬みが牙を剥く。
大学に出てこないルイスを心配した沙慈・クロスロードが病室で、出会ったルイスに彼女に以前にねだられていて寝る間を惜しんだバイト代をはたいて買った、ペアリングを渡そうとするも、その被害によって「ごめんね、でももうはめられないんだ…」と自らの失った左手を見せ、泣くルイスに言葉を失い、自分の無力さとCelestial Beingへの怒り、狂った地上世界を嘆く。
一方、トリニティ兄弟の軍事介入行動への武力介入活動の理念の義を非と思った刹那・F・セイエイは単身三兄弟にガンダム・エクシアで決戦を挑み…来週へ続く
と言った話であった。
今のガキんちょや腐女子にパンチを浴びせた重い話になった、良い回であったとオレは思う。
まあ、エグさで言うと種や種デのほうがまだ直接的であったような気がするが(首チョンパとか、爆発で人体四散とか)戦争(今回の場合はテロだが)のコワさと愚かさをガキんちょに判らせる話をやはりガンダムではしてほしい。
ワシらのガキの頃のファーストガンダムでエグっ!!と思う記憶刷り込みが人間としての行動倫理を規制させるいいきっかけを与えてくれたのと同じく、今のガキんちょ達にもちゃんと残っていってくれればと切に願う。
だから正視に耐えないと抗議とかするのは完全にナンセンスかつチキンなんだぜ、ガキの親と腐女子諸君!!
大体ワシらのガキの時なんてザンボット3やイデオンでどんだけそのエグ描写でトラウマ寸前まで陥りかけたか。今のガキんちょの見るものなんてその頃に比べりゃぬるいぬるい。*1
個人的にはもっとオグリッシュ満点でも良かった気がするくらいだ(不謹慎)
あと、爆撃直後ルイスの後頭部から俯瞰で死屍累々だった結婚式場跡爆心地でのカットはガンダム00が始まって以来の名カットだったとオレは思う。なんだよ、やりゃ出来るんじゃんw
ちなみにコレ↓
不謹慎ついでに某ふたばから貰ってきた画像。
サイ●ガ●を内蔵する事で指輪ははめれなくなったルイスだったが、来週から前線に出て、Celestial Beingら武装戦力に独自に戦いをいど、アウッ…;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン!!
あるいは砂漠の虎と恐れられたアンドリュー・バルトフェルドや004みたいに体内に武器を仕込み…(以下自粛)
…閑話休題(爆)
また、どこか勧善懲悪がやはり好きなDNAを所持しているTVの前のポンニチピーポーなワシらとしては、エクシアが自分なりに正義を正す、その脚本の持って行き方(トリニティ兄弟がイヤなヤツとして描かれていたり)にうち震えるのだろうな。ここいらは玩鬼連/ミクで師弟関係にある海ちゃんとも言ってたが。
で、来週は第二勢力含む、地球をおかしくしようとしてる内通者に三木眞がキレるらしい。
古谷徹の演っているあの坊ちゃんがからんでくるのかな??少し楽しみだ。
以上、今日はこんな感じ。