Armored Trooper VOTOMS Pailsen Files 1
っちゅーワケでATファンには待望の新作がリリースとなったのであったので買ってきたのだ。
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 (1) [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: DVD
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ワシが買ってきたのはタコつきの廉価版の限定版(ややこしい)。
そしてまだ付属のアクティックギアの新タコは組んでいないのであった(爆)
さて、ワシは本放映時には小6だったがこうして25年経って新作(これもややこしいが本作はTV放映の回より過去の話)が見れるのは恐ろしいほど幸せな事であるよ。オマケにワシらより下の世代の若い衆にもちゃんとボトムズは根付いているのだ。それが後追いであろうと、コマンド・フォークトであろうとも。
さすがリアル・ロボットアニメの金字塔。
そんなワケでちびっと文句も兼ねたレビューを記しておこうと思う。
オープニングで戦地を行進するおびただしいほどのタコの群れ。
イ…イカス(・∀・)!!
このOPはシブ過ぎる。
そして今回のATはCGで描かれるのだ。セルコストよりはかなり安上がりでお得なのである。
…が、
…何かオールドファンとしては物足りない。
そのまま、第一話の「渡河作戦」を見てあっと思ったのだが、昔のボトムズの時のようなATの動きが描ききれていない事に気がついた。
…なんか直線的過ぎると言うか…
確かに装甲に被弾して水面に倒れこむタコやゲンゴロウの描写や描き込み具合は鳥肌ものだ。
他にも飛行艇から揚陸用のアンカーが水面に打ち落とされて行くトコや、ウィンチのケーブルがアンカーに伸びていくトコの加速感、また自らの放った杭に突き殺されたり、前がつかえてんのに後続がガンガン突っ込んで二次災害で自滅していくタコ、ゲンゴロウのトコとかパララントの銃弾でなす術も無くやられていったり、登攀用の鉄マットをローラーダッシュ(ターンピックが溝に入り固定される描写はちょっとビビった)で上がった瞬間に狙い撃ちされ大破する阿鼻叫喚絵図はCGならではであろう。
…でも昔のセルの時はもっと生々しいと言うか有機的と言うか上手く言えないが味があったが、今回は何か逆に全く無機質なのだ。
言うならば、アクションフィギュアを丁寧にCGで描いてるような感じ??
だから関節の動きもワンパターンに見えてしまうのかね??
まあ一巻目で酷評をするのは余りにもむごいが、最悪を絵に書いたような翻弄されるキリコへの運命描写含むダークで救いの無いストーリーとこれからの展開感(なんでロッチナって言う名前じゃないの??とか、TV版本編へのつながり、ペールゼンがこれからブラッドサッカーを使って私設部隊を築き上げていくまでの伏線ワクワク感など)がワシらボトムズ好きなものにビンビンに来ててこれからの続巻にエラ期待が持てて仕方ないのだが、次巻以降の魅せるATの動きの改善にはもうちょっと頑張っていただきたい。
そして文句ついでにあと一つ。
いくら高橋良輔監督の作詞だとは言え、
誰だ柳ジョージなんかにやらせた奴ァ(#゚Д゚)!!!!!!!!!!!!!!!!
…一挙になんか貧相になってしまったではないか!!
最初にも触れたがスコタコの群れの行軍の画がかなり(・∀・)カコイイ!!のに逆にモチベーションが下がるよね。
…特にエンディング。
もーむごすぎ。兵士の日常のイラストが流れてるとこにあのオッパッピーさ加減満点の能天気な歌が流れているのを観て萎える。
もーTETSU(織田徹郎)でいーやん!!
何回も見てくる内に慣れるのかなと思い、都合三回くらいこの一巻をずーっと見てるが、極低温加減満点。チョー寒い(((( ;゚Д゚)))ブルブル。
ホンマに何とかならんかったんか(-_-#)??
とは言いつつ、12月発売の第2巻をもーAmazonで予約してしまった(だって二割も引いてくれるんだもん)オレがここにいるワケだが…orz
…吊られてますかワダス??
なんにせよ、新しいボトムズの続きが見たくてたまらん、ATファンなワシなのであった(核爆)<追記>
オマケ映像の、今度発売になるPS2のボトムズアクションゲーのプロモにもー、ションベンちびりそうなくらい震えた!!!!
12月のギャラが出たら買おうっと。