ざ☆Re:ある★Folk Blues

はてダからお引越ししました。相も変らずダラダラホビーな話を中心に書き込んでいます

Masked Rider The NEXT

Masked Rider the NEXT

そんなもんで観てきましたぜー!!「仮面ライダー THE NEXT」〜ッッッ!!!


いやあ凄かった…

と言うワケで以下レビューかつスーパーネタバレ(気になる方は閲覧をお控え下さい)。



さすがPG-12、しょっぱなから血まみれである。


ふと思ったがPG-12規制な今回の作品、子供が見たらきっと卒倒すると思う。悪影響は大だ。

相棒そらパパさんも述べておられたがゴールデン枠、特に仮面ライダー電王のCF枠で流すとはどー言う事か???

子供が観に行きたいと言った時に親御さんとしては、拒否する姿勢も大切だと言う事を付け加えておく。

またDVDが発売になって一緒に観る際、人が死ぬシーン、血が出てくるシーン、強化服装着前のチェーンソーリザード(益子梨恵本人のパイオツでは決してないであろーと思うが…)のオパーイ丸出しシーンetc…はスキップしてあげていただきたい。


ストーリーは前作「〜 THE FIRST」から二年後の舞台。今どきの荒れた高校の生物教師として勤務していた本郷猛の受け持つ生徒菊間琴美の親友でありアイドル歌手ChiharuのSOS電話にショッカーの暗躍を感じて動き出す。そしてChiharu(赤いよ!!熱っついよ!!Chiharuちゃん!!)の実兄<風見志郎に辿り付くが…


と言うもの。


全体的にダークな雰囲気は原作へのリスペクトを深く感じる。


また、横山誠アクション監督の気合の入った魅せるドツキあいアクション、バイクアクションはさすがとしか言う事がない。

ゼイタクを言うならば動きの早いアクションがその画像の暗さからよく判らない、目が追いつかないと言う点。

せめてトレーラーの上のドツキ合いみたく明るいトコで撮れんかったんかいと残念極まりない。

まあDVDが出た際にメイキングとかで詳しく見れる事を願う。

本郷、一文字のライダースーツのデザインがより暗く、1号に関しては桜島カラーリスペクトになっているのがワシらとしては歓喜ものだ。

そしてショッカーホッパー。

六体揃った量産型ホッパーの連携攻撃は観ててゾクゾクした。

そして第三の男風見志郎=V3。

TV版のV3がリファインされた新生V3は結構カッチョよい。

みやうっちーがキライで関西ではあまり再放送されなかったV3だが、今回のV3ならオレは大歓迎。

また、加藤和樹は前任宮内洋のラインを踏襲し、ニヒルな風見志郎を演じていたと思う。


V3ホッパーは使わなかったが、V3反転キック、ダブルタイフーン、ハリケーンでのバイクアクションはかなり燃えた!!


キャラデザの出渕裕氏のパンフ内コメントにはライダーマンはネタ的に被る(変身方法とか、逃亡者と言う設定)ので実現不可と書いてあったが、まあ仕方ないかなとは思う。


ただ、「あるとすればX??」の記入にはちと驚いた。


そーなのだ、今回のエンディングで風見志郎は妹を殺す事により、ショッカーの悪事に立ち向かい、改造人間として立ち向かう事を決意する。

そして三人のライダーは又の再会(あるとすればショッカーの事件だが…)を信じそれぞれの日常へ戻っていくというラストは、続編を期待せずにはいられないラストではなひか(゜ロ゜ノ)ノ゛!!

まあオチとしては、仕方ないのかもしれんが…


そーなりゃ金かかるけど、深夜枠とかで続編をTVシリーズ化してくれたらなあ…


謎が残っている部分ももちろんある。


本郷と緑川あすかとの関係。

Chiharuがレストラン下のショッカー基地の廃棄層でいた際に、心霊体を使い偽Chiharuの殺害、琴美に見せた過去の実体験記憶はやはりナノロボット改造の失敗における副産物なのか??


一文字の遊興費は一体どこから出ているの??


etc…

まあそれらを差し置いても基本キャラの本郷、一文字とショッカーと言う組織を知っていれば問題なく楽しめるストーリーだったが。


あとキャストに関して追記しておくと<

森絵梨佳はやはり可愛いな。彼女の演技力の幅は間違いなく上がったと思われる。

そしてあっけなくおっ死んだショッカーO野が出てきた時に( ´,_ゝ`)プッと噴いてしまったのは会場ではワシだけであったと言っておこう。

おいしすぎ。


ま、DVDが出たら間違いなく買うだろうな。


日本の特撮映画に間違いなく高評価を残した作品であろう。そして来年あたりの続編に期待。<11/6追記>

ブッちゃんセンセのパンフ発言に仲間内で波乱が上がってきたので、オレなりの追記なぞをしたためたいと思いやす。

改めて出渕裕センセのコメントを読んでみたが、確かにジョージ好きな方々からすればそりゃないよと思われるだろう。

…で、次回は一個飛ばして五番目の深海活動用のあの方の路線で行くと言う話らしい。


放送時の不遇により悲運を見た仮面ライダーXだがこれで再びスポットを浴びれば長年のファンはそりゃ嬉しいだろうし、バンダ●も儲かる手はずが整うのでホクホクであろうな。


でもちょっと待ってくんねーかなヽ(`Д´)ノ???


まずライダーマンの件について、

実を言うと、オレはV3含めライダーマンについては懐疑的ではある。ブッちゃん先生の言われている事に関してもしょうがないかな、とは思う。

この映画が原作石ノ森萬画版の仮面ライダーが基にあるとするならば(変身は原作ではメットを自ら装着する点など)、TV版から派生したV3以降は本来ならば無いものではなかろうかと思う。


とは言うものの、原作版も含めて全てにおいての仮面ライダージャンキーなオレからしてみるともちろんV#以降のライダーが出て来てくれるのは有り難い。

…でエッキスにつなげようとブッちゃんセンセはなさりたい、と。

GODの神話怪人のリファインとかは確かにブッちゃん先生ならアギトの怪人ロードの時みたく、素晴らしいものになるであろう。


でもね??

オレはその前にもっとするべき事、描かれる事があると思う。

今回のラストにしても、V3=風見志郎がショッカーに反旗を翻したワケだが、ライダー三人としての共同作戦、共闘がオレは猛烈に見てみてぇ。

TV版や村枝ライ魂版でもある種お約束なものを映画ではどーかなと言われる方もあるだろう。映画と言う尺なら尚更だ。


でもワシはそんな三人ライダーのアクションに次ぐアクションとドツキ合いが見たいのよ(>.<)!!


ライダーマンにしろ、Xにしろンな事ァまず、この男達三人の話、そして共闘で芽生えるタッグの強さを描いてからにしてもらいたいと心からオレは願うのである。

ブッちゃんセンセや石森プロ関係者の方がもし見られているとしたならば、ライダーキチの一人のたわごと認識でも結構だがこんな意見もあるのだと言う事を気に留めていただければ幸いだ。


オレからは以上かな。げんさんフォロー出来なくてスマソ(^-^i)