ざ☆Re:ある★Folk Blues

はてダからお引越ししました。相も変らずダラダラホビーな話を中心に書き込んでいます

Trash makes dark money

面白いことになってきたのか??とゆー事件が関西をにぎわしている。

と、ゆーのは以下。




神戸汚職、村岡容疑者の長男の市議立件へ


 神戸市の産業廃棄物処理施設の許可を巡る汚職事件で、あっせん収賄容疑で逮捕された同市議・村岡功容疑者(68)の長男の同市議(45)が、村岡容疑者とともに大手産廃業者による施設設置の許可が受けられないよう妨害工作に加担していた疑いが強まり、神戸地検特別刑事部は10日、長男を共犯として同容疑で立件する方針を固めた。

 また、長男が贈賄容疑で逮捕された産廃会社「大本紙料」社長・大本明秀容疑者(53)側から1500万円を借りていたことも判明。地検は、金の流れを調べるとともに趣旨や経緯について、詰めの捜査を進めている。

 地検は、産廃会社「セーフティーアイランド」元社長・北尾夏樹被告(60)(贈賄容疑で逮捕)と大本容疑者から約300万円を受け取ったとするあっせん収賄容疑で村岡容疑者を逮捕した際、長男の事務所などを捜索するとともに、長男からも連日、参考人として事情聴取している。

 さらに、大手産廃業者が六甲アイランドでの施設設置について、市に事前相談するなどしていた01年夏ごろの状況を市関係者からも説明を受けている。

 その結果、長男が「六甲アイランドが、ごみの集積場となる」などとして、反対の署名運動をしたり、住民にビラをまいたりしていたことが判明。01年12月には、大手産廃業者を議員控室に呼びつけ、計画を白紙撤回するよう要求していたこともわかった。

 こうした活動を受け、計画地の道を挟んで隣接する自動車会社は02年5月、「周辺の同意なしに許可しないでほしい」との陳情書を市に提出している。

 地検は、村岡容疑者親子が共謀した疑いが強いと判断。村岡容疑者が神戸市に、長男が地元を中心にそれぞれ、許可を受けられないよう働きかけるなど、役割分担したとの見方を強めている。

 また、長男が反対運動を始めた約1年後の02年の秋から冬にかけて、大本容疑者側から計1500万円を借りていた。借用書も作成されたが、現在も未返済のまま。

 地検もこうした事実についても把握しており、長男に説明を求めるとともに、大手産廃業者への反対運動との関係について、慎重に調べている。
(読売新聞) - 4月10日14時37分更新


…はは、オモロ。そしてなんともキナ臭いのが明るみに出たって感じだねぇ。

と言うのもオイラにとっては人事ではない。

オイラの過去を知る人はご存知だろうが、オイラは神戸市役所の環境局で派遣の下っ働きをしていた事がある。相棒の飛影氏と出会ったのもこの場所だ。もう六年も前の話になる。

当時ワシらは神戸市役所の環境局詰め「事業所ゴミ減量推進対策本部」とか言うところで市の広報というか調査業務の為朝から夕方まで、神戸市内をかけずり回っていた。

良く言えば市の広報員、悪く言えば税金の無駄遣いなオサンドン回りである。


よその地域ではどうなのかはわからんのだが、神戸市の条例として、一般のゴミ出しポイントに、企業や商店からのゴミを出すのは禁じられているらしい。

紙ごみから茶ガラまで、事業所から出たものはとにかくすべて、と言う事であった。理由としては上の記事引用にも関係ある事だが、震災後、神戸市の布施畑焼却場に多量のゴミが集まり、粉砕焼却するのも限界が来ていた、というのが市のタテマエ、らしい。本当の事は今のオイラにはわかんないのだけども。

で、出たゴミはどないすんねんとゆーと、市の指定業者に回収を依頼するようにと、市の業者の連絡先が書かれたリーフを渡して、どこの業者に回収させるか決めたら市役所の環境課に連絡ちょーだい、詳しくはそのリーフ読んでちょんまげ、ほなさいなら( ´∀`)ノ!

ってのがワシらの仕事だ。

回るエリアをあらかじめ順序だてて、神戸市内の事業所をローラーで回るのだが、回るところは「事業所」であると言うルールなので、その中にはちゃんとしたオフィスを構えた企業もあれば、オッチャンオバチャンがこじんまりとやっている商店なんかも当然ある。そしてヤの方がやられている事務所とか…(;´Д`A

街中の商店街とか、医療法人とかだとワシらが回る前からもう告知が回っていたというのもあるがゴミ回収業者が入っていたりするので、「ああ、xx産業さんがもうこちらさんでは回っていらっしゃると、ご協力あざーーっしたー」と帰るだけなのだが、問題は上にあるようなひっそりと旧き良き日本の商店の姿を守っているオッちゃんオバちゃんのところである。

うちの実家ももちろんそーなのだが、そういった商店ってのは住居とひっついているのが多い。


よくそんな店主のオバちゃんやオッちゃんとかから聞いたのは、

「ほんなら何かい、店のゴミと家庭ゴミと分けろっちゅうんかいな??アホな事言うなや兄ちゃん!!」


こー言われると身も蓋もないのだが、市役所側からの回答としては「Yes」なわけだ。

さすがにタバコ屋とか明らかにゴミが出んだろーとゆー商店に関しては後半ワシらは

「資源ゴミは廃品回収とかに回してなるべくゴミが出ないようにして下さい。ワタシらも市から言われてしゃーなくお願いに回っとるんですわ、すんませんねぇ」

と逃げるように帰ったものだ。そんな事を踏まえて市側も専用のゴミ回収袋(回収業者名入りで、搬入料も込みのパック価格で)を安価で販売せざるを得なくなるという苦肉の策をとってきたりもしたのだが、現場を離れた今となってはどーいった感じで運営が継続されているのかは知る由もない。

そして今から考えると色々と疑問も残る。

何でそんな市の条例が出来たのか??条例で縛らなくてはならなかったのか??ゴミの出そうにない商店まで含めて。


そんな中、「うちは大本紙料に回収させてます」ってのが仕事の後半に集中して出てきたんだが今回のヤマと何か関係があるのだろーか??

新しい市の産廃場建設計画もオレがこの仕事を引き払ってからの話だしねぇ…


そーいやこの事件が起こる前にもこの数年(オレと飛さんが退いてから)で市の環境局がらみの汚職事件が何件かあったなぁ…

まあ汚れたもので稼いだ金は何処までも汚れるって事なのかもしれんよねぇ(;´Д`A