ざ☆Re:ある★Folk Blues

はてダからお引越ししました。相も変らずダラダラホビーな話を中心に書き込んでいます

Bright!Our Future

継ぐのは、「魂」。

♪ン抱きしめていーたいーーーー♪



と言うわけで風邪ひいたもんで休み取って病院帰りに見てきたっすよ、「仮面ライダー The First」ーーーーっ!!

土日に行くと予約しないと座れない事が判ったので、平日に行ってみたりはしたものの、それでも結構混んでいますた。

客層はワシと同じようなおっきいお友達五割、カップル一割、黄川田将也くん目当てなのか女の子のタク一割、子供連れのパパママ二割、何故か老夫婦(割引料金で見れるからかね??)といった感じ。

そして見終わった感想ですが、仲間内が言うほど酷評ではオイラございませんでした。救われなかったのは隣にガキんちょが座って「なーライダーいつ出るのん???」「(本編のダークさからか)なんか怖い、こんなんライダーちゃう、早く帰りたい」とつぶやくたびにブチ殺したくなったりしましたが…


と言うわけでオレ的レビューなぞを以下書きますが、まだ見ていない人もいるであろうと思うので以下ネタバレ防止。

ただ、ブラウザや機種によっては全部見えてしまうかもしれないので、見たくない人はこのあたりでおやめになったほうがよろしいかと。

また、続き以降のネタバレ部分を見た後にオレになんやかや言われても責任を持ちませんのでよろしく。





さて、原作テイストのリメイクと言う事で最初出来具合にむっちゃ心配していたのだが、ホビー誌とかでデザインや写真が先行で公開されるたびに、もーシビれた(;´▽`A

そして本編の映像美やカットに鳥肌が出たものだ。あとOPでいきなり流された「♪せまるーショッカー、地獄のぐーんーだーーーーーん♪」ってのもやられた(;´Д`A

本郷猛が改造直後、ショッカーの敵対企業のスパコン??を破壊するために単身乗り込んだミッションで複眼にライトが点ったり、ビルから着地した時のアクションとか、CGをなるべく排したガチンコのどつきあい、バイクアクションは金出して映画館に足を運んだ甲斐はあろうと言うものだ。

原作のダークさも色よく再現されていてワシとしては大満足。石ノ森テイスト溢れる後味の悪い、カタルシスを感じないオチ、というのも◎(笑)

まー少なくともガキんちょやカプールの見る映画ではなく、


「ライダーに思い入れのある人しか観てはいけない映画」ではないかとワシは思うのですよ。


観終わってドン引きだったカップルや、ブツブツ言ってたガキんちょども、ざまぁミロのヴィーナス♪(星里もちる爆)



あと、脇役の改造人間どもがいい感じ。津田寛治のキレっぷりとか、板尾創路の不気味っぷりとか(;^_^A

マスク+強化服ってのは原作のモチーフ満点でこれもヨシ。

途中、ウェンツ瑛士小林涼子さっぶいブコメ話は何じゃこりゃ????と思ったがラストにああ、なるほどと言う展開もある意味オイシイよな。

サブいと言えばISSAの扱いは少し可哀想だがやはり大根っぷり満点で寒かったなあ(笑)あと、佐田真由美はやはりいらない子だねぇ。

あとザ・天本英世が口パクとは言え出てくれてたのには素直に感動。


コブラ男と蛇女が出て来た時にはあ、もしかしてヤヴァイかなぁと思ったが(ショッカーが管理する庭園でガーベラの種を植えているウェンツくんのシーンの時点で確信に変わったがw)公開前の資料でコブラ男と蛇女のキャスティングが明かされていないのはなるほどこー言う事かと(笑)

そして晴彦と美代子と言う名前は原作の「仮面ライダー」を読んだ人には思わずニンマリと言うのも(笑)

小嶺麗奈も最初はどーかと思ったが、ラストまでにはなんか可愛くいとおしく見え、チン×挿してみてぇなぁとも(マテ)思えてくるから不思議だ(核爆)




そして気にいらん点があるとすれば以下。


みやうっちー、いい加減ウザいんですけど(--#)??



ぶっちゃけもともと、あまりオイラはこの人好きではないのよね。皆が言うほど神格化しよう、崇拝しようなんて気も実はない。

「この映画のオファーが来たときには当然仮面ライダーV3=風見志郎として出るのだろうと思っていた。がどこにもその名前がない事に驚いた(以下略)」


…って、(゚Д゚)ハァ? (摩邪風に)


まあこのうぬぼれっぷりこそ宮内洋だと言われりゃそーなんだが、オイラは過去の栄光をいつまでも追いすがって鼻にかけているこのジジイ、大っ嫌いなんだな、これが。


いつまでも過去の栄光にすがっている場合じゃないでしょう、みやうっちー??


だもんで、立花藤兵衛に宮内洋を持って来たのは長石監督、オイラ悲しかったですよ。


キャストと言う点で言えば、今回の黄川田将也高野八誠は非常にカッチョよかっただけに余計残念。


そうそう、追記として映画が終わって帰宅してから、思わず原作の「仮面ライダー」と、もうひとつの仮面ライダーストーリーと言える和智正喜氏の「仮面ライダー-誕生1971-」


と「仮面ライダー-希望1972-」

仮面ライダー〈Vol.2〉希望1972 (マガジン・ノベルス・スペシャル)

仮面ライダー〈Vol.2〉希望1972 (マガジン・ノベルス・スペシャル)

を読み直しているワシがいたり(笑)


そして改めて自作の妄想の塊、ライKAZEについて考えこんでみたりw


それぞれのアプローチは違えども、原作、FIRST、和智氏の小説版でも、無償で人々の平和の為に孤高に立ち向かう男の生き様を描写したストーリーはやはり燃えるものがある。

それを踏まえ、ライKAZEにつなげられたら、と改めて実感した次第。


いやあ、それにしてもいい作品であった。映画でのブツ切り編集と投げっぱなしな謎の数々(サイクロン二号機を入手した経緯や、ラストの一文字隼人のマスクを置いてサイクロンに乗って去ったシーンなどとかね。だってこのままじゃ一文字くん死亡フラグ確定やん??)とかが、後に発売になるDVDではきちんとフォローしてくれるのかな、と思いつつ今日はこのへんで。