A fabrication world
と言うわけでふと立ち寄ったアニメイトにて、初DVD化となった、メガゾーン23を買ってきて見る。
もう20年も前の話なのだネェとしみじみするも、オレは友人チで少し見たのと、テレビでたまたま流れていたのをちょろっと見ただけだったので、今回の購入は改めて自分の財産となったと思う。
ただ、当時の作品としては画期的なカット割、映像技術、スクリプトであったとしても今となってはかなり古い。そりゃそーだ。さっきも書いたよーに20年も前なんだから。
でも、プロップ、作品、見せ方としてはすんごく上手くて、見終わって思わず「おお〜っ」と満足。
キャスト陣も贅沢ながら、製作陣もかなり豪華。
CVで言うと、ワシらがはまった時代の人で、今でも現役な方々が多い。
山寺宏一は今作ではあっけなく死んでしまったが(脳味噌出てたし。)この後からボーグマンで、準主役になったし*1川村万梨阿、富永みーな、そして今は鬼籍に入られた塩沢兼人氏*2などなど。川村万梨阿なんて今はスプーだもんなぁ。出世したよなぁ…*3
しかし一番出世(化け??)したのは主役矢作省吾役の久保田雅人氏ではなかろーか。最初声を聞いたとき長谷有洋氏かと思ったが違ったみたい。
この時が久保田氏のデビュー作だったみたいだがいかんせんキャリアの甘さか、もー見てて切なくなるくらいドヘタ(笑)
周りが上手すぎると言うのもあったかもだが(富永みーなは子役から修行積んでたし、塩沢氏はこの頃、アニメ界では引っ張りだこの人気声優だったし…)それにしてもタマランくらい浮いてる浮いてる(爆)
同時期デビューの岩田光央と比べてももうちょっと腹筋使って声出さんかい!!と思ったのだが、
まさかこの人が現在のワクワクさんになってるとはOh、マイブッダΣ(゜д゜lll)!!!!
う゛ーん、ワクワクさんの顔はもうさんざ知ってるからそっからメガゾーン23見るときっついなあ…
で、宮里久美ってどこいったの??(核爆)
製作陣としては監督/原作が石黒昇、キャラデザが平野俊弘、スペシャルデザインが美樹本晴彦、そして板野一郎、梅津泰臣、垣野内成美、庵野秀明、北爪宏幸、結城信輝、宮尾岳と言うスタッフ勢。
いやあむっちゃ贅沢。
梅津氏も、板野氏もそして庵野も今では名スクリプターになってしまったもんねえ。
マクロスつながりのスタッフ勢と言うのは仕方ないとしても、製作陣の下積みそして現在の仕事の成功としてはやはり大成功ではなかろうかと思われる。
さて、ストーリープロップとして、虚構の都市、一般人の知らない(洗脳された)処でストーリーが繰り広げられると言うのは実は使い古されたネタではありつつも、バイクが変形してガーランドと言うロボになり、メカアクションあり、(おまけにその世界を管理している巨大コンピューターEVEの端末である)少年の成長ストーリーあり、そしてちょいエロあり(笑)と言うつくりにすっかり感動しますた。
公開当時にしては斬新であったと言うのはさっきも書いたが、緻密なプロップと発展性のある、そしてそれを上手く見せているシナリオに現代に生きて見ているワシらとしても(もち当時に体験した人にも)いいものを見せてもらいました…OTZ
とひれ伏さずにはおれない作品であった。そして頭の中で「背中越しにセンチメンタル」がかかりっぱなし(核爆)
そして見終わってすぐにメガゾーン23 PARTⅡのDVD追加注文しちゃったもん(;^_^)A*5
早く着かないかな…