Biting Ungle
士郎正宗センセのアップルシードでは射角と意訳されているのだが、この場合は画角、構図取りと言えばわかりやすくなるだろうか。
話がそれたんだが今年からの文化論にはArtUnionのヤマモトヨウコセンセ(http://www.shozo.net/AU/Artists/yamamoto/yamamoto.htm)が二学期間担当してくれる事となった。
センセは写真家という事でチャチいながらもオレが撮りためた風景写真を何枚かプリントして持っていって見てもらったんだがさすがプロ、アマチュアのワシには考え付かなかったアドバイスをいただいて思わず目からウロコ状態になったのだった。
噛み砕いて言うとこー言う感じ。
↑これが原版の写真。厳密に言うとリサイズをかけていますが。
↑「この写真を数倍上手く撮る方法があるんですよ、わかりますか??」といきなりマーカーで四角く囲ったあと鋏でいらない部分をちょん切られはじめたので、どーなるんだろうと見てたのですよ。
↑トリミング、リサイズしたらこんな感じになる。
この場合、神戸港の風景も大事なのはわかるものの、周りの建物など対象物が多すぎて、ポートタワー、海洋博物館、ホテルニューオークラくらいに画角を絞ったほうがしまった写真になるという事です。赤く囲ったラインを元にポートタワーの下と船舶がある部分を底辺にして、いらない部分をそぎ落とし、角度修正したらこーなった↓。
グっと写真の表限度が締まったのがわかられます??
センセ曰く、広角のレンズであれば自然と奥行きが出るので楽チンだがコンパクトデジカメではのっぺりとした感じになるので奥行きや構図取りを少し変えてあげれば充分対抗できるというのです。
そー!!そーなのよ、その点はオレも気づいてたのよ、だから画角を変えてみたりとかの小技を駆使せにゃならんわけですよ。
たとえば表参道交差点で、こうとか。
東京ネズミーシーでこんなとか。
斜めに画角を取るとトリミングで削ぎ取らねばならない部分や、逆に無駄な部分が写ってないので、ダイナミックな構図が取れる事に気づいたのは上の神戸港の写真からン百枚撮ってみて気づいた点。逆に言うと上の神戸港の写真はデジカメを入手した初期の頃の作品ですのだ。
写真関係で言うと、FUJIカメ出稼ぎ時代の先生(名前失念)やお仲間でいうと飛さんのトリミング/構図割りの大事さの話が今やっとオレの頭の中でスキルとして伝わった、理解できた、そんな感じである。
おおすげー!!と思いつつ、やっぱり広角ワイドが撮れる一眼(+余裕ができれば広角つきマニュアルコンパクト)が欲しいものだなあと、切実に願ったのだった。あ゛ー!!バイト早く決めねば…
オマケ)
ほめられた写真もある。
上の神戸港のは広角がないデジカメでも、勝負がしやすい奥行きを感じさせる写真との事。下のクラスメイトのは、面白い構図だったということらしいが。卒業式のスライドに使おうと先日あらかじめ撮っておいたのだv(^^;