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入手してから聴きこんで一定の評価が出る(理由は後述)までちと時間がかかりましたが、我らのthe pillowsの新作“OOPARTS”のレビューなぞをざっくりと。

OOPARTS【初回生産限定盤】

ほんとに今年で20年選手なのかよと聞いてみてびっくり。若いなあ、さわおもPeeちゃんも…

あ、シンちゃんは年相応で(爆)

pillowsの基本スタンスや音楽性はここ十年で何ら変わっていないんだが、やっと時流がpillows向けになってきたのかもしれない。

この調子で若いバスターズをどんどん取り込んでいってくれるとオールドバスターとしては嬉しい限り。

具体的に身内な話で言うとMonoくんちのシスターなんてティーンなのに、見事にハマっているのが如実な事実ではなひか。

さて、今回のアルバムは数回聴いただけでは彼らの味が感じにくいマニア志向なアルバムだと思う。

ちょwwwいちげんさんがヒくようなアルバム構成ってさわおどんだけ「S」風味なんだよとwww

いやあ、21年目へ向けて脳ミソがトチ狂ったかのようなアルバムを出してくるこのいさぎよさと言ったら(笑)

ワシも一回聴いた時点では「??」な感じがしててふと思ったのは、ここ数作のポップでキャッチーな曲が見当たらない。

ただゴリゴリと時にエモーショナル、時にシニカルにオルタナ/グランジ全開な、ある種以前のpillowsらしい音があるのみ。

数回聞き込んでくると、まるでローブローの様にジワジワと効いてきて気がついたら彼らの手中に取り込まれてジャンキー化している寸法だ。

まー日本のロック史に問題を残すアルバムになるのは必至(笑)

個人的にはDance with God、メロディー、ジョニー・ストロボ、雨上がり、
Primer Beatでグイングインきた!!

やはりバスターであってよかった。そんな一枚。

にわかバスターズは拒否らないで、じっくり聴き込んでいく事をオススメします。あとで絶対ニヤニヤしながら体がビートに合わせて動いてくるようになるから大丈夫。

でもそんなヘンなとこ含めてpillowsは好きだわー（〃▽〃）