SKULLMAN=B.G.(Ending=The Darkness Begin)
と言うわけでこちら関西でも無事アニメ版スカルマンが最終回を迎えたのであった。
…いやぁ〜、やはり救われないわ(;´Д`A
そしてやはり都合三作目*1の今回もある意味「石ﾉ森カタストロフ」(笑)
ただ、石ﾉ森センセが描こうとしていたいくつかのエピソードや他作品へのオマージュが汲み取れてラスト三話くらいから加速していく流れは石森スキーとしてもうワクワクせずにはいられなかったよね(*ﾟ∀ﾟ)=3
…まあ島本和彦版も009が出てきたり(笑)、藤岡弘、まんまな男が飛蝗男に改造された(笑)後、更に仮面ラ×ダーになったり(爆)ラストのラスプーチン戦がまんま原作版仮面×イダーの第一部の本郷猛が死亡するシーンまんまでとどめは全ての石森ヒーローへの布石となったという非常にもの足りないエンディングを含めどうなるのかな、と思って期待していた今回の平成アニメ版スカルマンだったが、しまったそー来たか!!
ちゅーワケで以下からネタバレ。
ある種島本版とは真逆なヒーローの誕生ではなく闇の物語の開始と言う視点の終末と言う見解は正直やられたよね。
まあバン・ボグートが出てきたり、SIRKSの開発者としてイワン(001)のお父さんらしき人が出てきた時点でイヤな予感はしていたし、あの人もそーいやスカルマンの流用デザインだなと思ってたらやっぱりこーキタワケね(笑)。
まあサイボーグ009はある種、石ﾉ森ワールドの頂点とも言える作品なので製作陣もきっと思い入れがある事でしょう。
スカルマン=仮面ライダーへの布石ってネタもちと見たかった気がするがよく考えりゃ島本版でやられたからかな??
しかし御子神隼人=神楽辰男の辿った運命はあまりにも酷で見てて何とも哀れであった…（ ´Д⊂ヽ
大伴市に伝わるオーパーツ(ある種宿命とも言うべきか…)の骸骨マスクを引き継ぎ、肉親である黒潮真耶を(互いに)涙ながらに殺さねばならない運命。
最終決戦を終え力尽きてBG(ブレイン・ギアって…まんまブラック・ゴーストだよね)に回収、改造され、世界を影から牛耳る秘密結社BGのスカー×総帥(偶像崇拝??)として祀られる事となった運命。(その際、御子神隼人の人格は既に消失しており立木恭一郎もその後抹殺されている事もまた無情。)
ああ哀しい。
しかし悪と正義の論争にまた一石を投じたワケだ。サジ加減や解釈はワシらユーザーに委ねられているのだが。
しかしこれぞ石森節!!
いつしか投げっぱなしジャーマンなそんなパターンが快感と言うか当然の様に思えてきたのだからもうワシも石ﾉ森フィールドに取り込まれている証拠よね。
そして×カール様のCVが若本規夫に変わっていた*2のはお約束でその点では少し吹いてしまったがwww
でも黒マスクのスカルマンも又渋い。
あといかにも改造しましたよと言う歩く時のメカ音はちと余計な演出だったのではないかいな??(Σ(ﾟДﾟ；)ハッ!まさかメ×沢へのオマージュなのか???)
未来への布石として、間宮ペヤング霧子が最終話に抱いていたおそらく隼人との間に出来た子供が島村ジョーとクリソツでそこもプッと吹いてしまったのはワダスだけですか??
…つかハーフちゃうやんけワレェー(核爆)
y=ｰ( ﾟдﾟ)･∵. ﾀｰﾝ
若本規夫風に言うと「ぶるぅあぁぁ〜っ」
…石森プロ、遊びすぎです(-_-X)
出渕裕デザイン/脚本(新スカルマンデザインに痺れた!!)も含め、そう言う意味では1クールでなくもうちょっと続けて欲しかったものだとしかり。
いや、評価としてはオレの昨今のアニメ作品の中ではかなりの上位であるよ。誤解されないように。
…ただ何か勿体無ぇなぁとの一言が溜め息と一緒に出るよね。最終話のクラッシャーが閉じたトコ(島本版からのパクリか??)なんか痺れたけどなあ。
でも天国の石ﾉ森センセはなんかニコニコしていそう…
んでもってこの後に平成009とか見直したら面白そうでもある(^_^;A
そしてふつふつとライKAZEを改めて執筆しなおそうと言う気持ちに凄くなったりして。神崎将臣先生の重機甲兵ゼノンの新編も出た事だしさ。
なんにせよ、イイものを見せてもらったと感動している。ただDVDを買ってジェネ×ンを儲けさせてやろうと言う気は1ナノも起きんのだけどね…
ああ、しかし勿体ないねぇ…
