ざ☆Re:ある★Folk Blues

はてダからお引越ししました。相も変らずダラダラホビーな話を中心に書き込んでいます

Rockn’roller was gone…゜(゜´Д`゜)゜

KAZe2004-07-27

仕事から帰って来て、中島らも氏が亡くなった事を知る_| ̄|○ …。



氏のエッセイが実は大好きで、敬愛していたのだ。


思えば氏との出会いは中学時代、ぴあに連載されていたかねてつデリカフーズの広告「啓蒙かまぼこ新聞」でのイラストだったりFM大阪の深夜番組「中島らもの月光通信」を毎回チェックするほど。


その後、読売テレビの劇団コント、氏の率いる小劇団リリパット・アーミー、氏の出る番組や、イベントなんかにも小遣いの続く限り走り回ったり、著書が出るたびに買い漁ったりと、いわゆる追っかけに近い状態だった。


処女作「頭の中がカユいんだ」にサインしてもらったのも今では思い出のうちの一つだ。


氏のもごもごとした喋り口の中にある独自の人のよさ、ライフスタイル、ロック論、全てに感化されていた。


もともと、スキだったと言うのもあるが物書きに漠然となりたいと思ったのも氏の影響があったに違いない。


その後、劇団活動や執筆活動に専念され、テレビでの露出が減っていき、俺の中でもいつしかそれほど熱を上げなくなっていたものの、先ほども触れたように氏の存在は計り知れない。


去年ヤク所持で捕まった時も「やっちゃったなぁ」と思う反面、まさに人生を謳歌した氏らしいとほくそ笑んだものだが、52歳と言う人生の終着はあまりにも早くて切ない。


酔った上での事故と言うのはある意味ロッカーらしいと言うしかないが、すげぇショックだ。

日本の文化界からまた一人優秀な方が減ったのは非常に悲しい。


ただ、我々には過去の氏の作品や、過去の活動の偉大さ、そして氏を取り巻いた人たちの想いがが手元に残った。これは将来においても大変価値のあるものであろう。


中島らも氏にはお疲れ様と有難うと言う言葉をかけてあげたいと同時に、氏に一杯のバーボンを捧げたい。


…合掌。