ざ☆Re:ある★Folk Blues

はてダからお引越ししました。相も変らずダラダラホビーな話を中心に書き込んでいます

[シャシンなハナシ、ヒトリゴト、叫び、阪神大震災への思い]

神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催しました。
以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催しています。
(公式HPより引用)


今年も独りルミナに行って来た。とは言え気温もぜんぜん寒くなく、下手したら紅葉とルミナが一緒に見れるヘンなシーズンであったと言うのを記憶しておきたいものだ。


記憶ついでに言うと今回のテーマの「希望の光」にあるように春の東北大震災への復興の願いもこめられた事も覚えておかなければ。

実は写真撮影は二回に分けられている。つまり二回行った訳だ。12/5の一回目は前年同様、点灯前から東遊園地でスタンバる作戦を敢行。

点灯前に「しあわせ運べるように」が流れるんだがこれがかかると泣きそうになって困る。

そして二回目が12/11、仕事が終わってから逆瀬川から三宮に直行した次第。というのも神戸税関側にある噴水広場に新しく作られたイルミネーション展示 「祈りの泉」があるのを知らなくて、撮影リベンジを敢行。


1.17希望の灯りを夜間に写したのも久々だが、この場所で手を合わせて、失った大切な人や友人の御霊、犠牲になられた人に祈りをささげずにはおれなかった。


このブルー基調の柔らかいイルミネーションが撮りたかったんだよね。


噴水の水面に映るイルミネーションがなんともワビサビを感じずにはおれない。

12/5は28-105mmレンズしか持って行かなくて、望遠は効くものの画角が狭まってしまったので11日は標準の18-55mmを持参。

また前年何故か絞り優先モードで撮ってしまい暗くなってしまったので今回はシャッター速度優先モードでスローシャッターで撮っている。少し明るく保存できた点で言えばまぁ満足している。


あと一ヶ月ほどすればまたあの日がやってくるワケで。涙腺が崩壊しそうなのをグッとこらえた(´;ω;`)

っつーのもやはり兵庫県人としては共に復興してきた今までがあって、ルミナリエを見ることによりよくやったな、よくここまで来たよな、と思うと同時に、過去の張り裂けそうな記憶を思い出してしまい苦悩しながら見ているんだと思うのだ。

もちろん、見方は人それぞれであって、「キレイなものを見たい」ってのは間違いではないと思う。キレイなものと共に愛を語らうのももちろんロマンティックではあるが、食いカスを路上にポイ捨てするとか人目をはばからずチュッチュするのはやはりいただけない。まあ、チョンガーオッサンのグチではあるorz

神様の気まぐれか、今年は震災の日は忘れる事はたぶん無理だが仕事場の慰安旅行で海外で過ごす事となってしまった。

ワシだけ羽根を伸ばすのは後ろ髪が引かれる気がせんでもないんだが逆に「たまにはウジウジせずに羽でも伸ばせよ」的なプチご褒美なのかもしれないとふと思ったんだがどーだろうね?

…どうかこの鎮魂の灯りが届きますように。あと東北の復興を心より願います。そして生温かいコメントや震災への思いなどを書いてくれるとありがたいですわ。


Luci di speranza=「(イタリア語で)希望の光」