25Years After
25年ぶりにうちの親父の弟子の方が我が家にやってきたのだった。
久しぶりの再会とゆーのもあるが2月に亡くなったうちの親父のことを最近知って、いてもたってもいられなくなったんだそーな。
で、25年の歳月と言えばオイラは小学校高学年に上がらないかくらいの歳である。
その頃マー兄ちゃんとして、幼少から10年ほどうちの家庭で一緒に暮らして傍にいた人だ。
両親が仕事で手が離せない時などは一緒に遊んでくれたり、宿題を見てくれたりと、日常の一部として非常にお世話になった方である。
今は独立、結婚して寝屋川市で理髪店を経営しているそーだが、兄ちゃんの歳を聞いてびっくり。もお58になるそうな。
頭髪もかなり後退していて(もおワキしか生えてないよ!!ピカりんやん!!)、そしてその歳の割りに口髭を生やしHIPHOPファッションとゆーいでたちは一見すると白雪姫にくっついていた七人のドワーフのうちの一人だw
背も155cmくらいしか無いから余計にそー思えるわけで。
昔は大きく思えたものだが、今ではオレのほうが背は17cmも追い越してしまった。
で、ぼたん鍋(オカンが気を使ってゼイタクしたのだ)をつつきながら色んな事を話した。
親父のこと。
兄ちゃんが独立したいとウチから去っていった後から今までのこと。
えとせとらえとせとら。
で、ビールをしこたま呑み、オカンも交えて皆して酔って来ると矛先はオレの話に。
「KA−くんはこれから誰と一緒になるんやー」
等と痛烈に人生のこれからや生活態度の話をされてオレも黙って聞いていたが、そこにあるのは説教なんだろうけど、身内に近いものから発せられた言葉なので、真実と希望がひしひしと伝わってくるので不快ではなかった。
で、兄ちゃんとオレが共通して言ったのは「二人とも25年経って大人になったけど(オッチャンになったけど)あんまし変わってないよね」と言う結論。
四時間という時間はホントにあっと言う間だった。
また来てくれる、と言う約束とともに、玄関口で見送る際、
「KA−くんもワシが思ってたよりずっと考え方のしっかりした大人になったもんやなあ、ワシはちょっとうれしい」
と言われ照れたわ(;^_^A
そして人の絆は結構深く繫がっていると感じた一日であった。
そんなオレはやはりどっかで恵まれた幸せものだろう。